銀行融資否決寸前

さて、コロナ効いていないアピールしてましたが、結構キイテマス。スナです。

今日はリートが酷いことに。。不動産は信条として持たないので、ダメは無いですが、資産と言えば不動産ですから、今後かなりの方にダメージが出てくるのではと懸念しております。

K氏のブログを読み、上流側の人でも相当な危機感を持ってらっしゃるなと感じていた・・まさにその時、小生の元に銀行から電話が。

「審査に出してる案件の融資が非常に厳しそうです」と。

この案件、実は一回は内諾を得ていて、銀行本部の審査で金額が小さめなので、もう一件と抱き合わせてくださいと支店に戻ってきていた案件でした。支店側は、もう通ったものと考えていて、２週間近く前に追加で1件纏めて出して審査を待っていた状況でした。この間に審査部の審査基準が変わっていて、否決寸前に。担当には否決になると半年以上審査に回せなくなるようなので、ぎりぎりまでやってダメなら取り下げてと、いつもの寸止めで抵抗していることろですが、かなり厳しそう。せめて最初に通っていた1件はダメなのと聞いたところ、今のところダメですと。

・・・その否決理由（になりそうなの）は、つなぎ融資の額でした。

　私の与信の無さもあるので、他の方は違うのかもしれないですけど。。

対象案件が融資途中に倒産などで頓挫したときに、購入者がそのお金に耐えれるか、どの銀行も事業ベースといいつつ、この大きなリスクに耐えれるかを重視して、天秤にかけるわけですが・・・

今まで販売会社や施工業者側ばかりだったところに、購入側にも厳しめのストレス掛けるように変わってきたようです。

となると、私の場合、つなぎで出せる融資額ってそんなに多くない。＝資産も体力もない人って扱いになるので、自ずと、つなぎ融資の額が減り、1件やれるかどうかという話になってきます。今回は既に富士川につなぎ融資が入ってます。実際、それで躓いたのだと思ってます。後は一部北杜も入ってるか・・。

今まで、かなり頑張ってくれた銀行ですら、これだけリスク考え始めてくるとなると、新規開拓は絶望的です。なので、銀行新規開拓は中止。基本、守りの姿勢で。信販での拡大は、まだ考えますが、不況に進むのであれば、利回りが今よりも良い案件が出てくる可能性も上がりますので、慎重に狙っていこうかと思います。

　時々刻々と経済が悪化するようであれば、私のようなミジンコは銀行に相手されなくなると思いますし、信販だって、基準が厳しくなり、使えない可能性も存在します。慎重にといいいつつ打てる弾が無いかもっす。（痛い目見たくないのでネガティブな目線で見るようにしてます。太陽光は安全でも手元キャッシュ超大事ですからね。減らさない方向です。）

　　つまるところ、打つ手なし。「兵法36計逃げるにしかず 。」解らん時は逃げろって中国人も言ってたし。

　こんな時期だからこそ、ピンチはチャンス！信販最強という考えの方もいると思います。私は出来ないですが、素晴らしいと思います！

今回の話は、ひとことで、my銀行様、不況モード入りキターです。あまり銀行様の心証を悪くしないように、おとなしくします。

　経済が数か月止まると、中小の建設業者って急激に資金繰りが悪化するんですよね。元がドンぶり勘定に近い所があったり、利益は毎年使っちゃって内部留保なかったり、長期の売掛けなんて無いし、工事代金貰えるまでタイムラグが1か月近くあるしで。んで、バタバタ倒れると。

4月中旬までこれだと6月前後で相当でるんじゃないですか普通なら。年度始めは公共工事も少ないし。　今回は、セーフティネットで相当額貸すので死なないかもしれないけど、その後好景気が来ないとゾンビ状態ですわ。銀行の視線が改善される要素には中々ならないんじゃと。

追記　民間工事は結構普通に動いているようです。一部の公共工事が止まってるだけで。ということは、施工業者より、銀行からお金を借りる販売会社のほうが影響大きいかな。わかりませんなぁ。ただ、都のオリンピック関連工事が今年から剥落するので、パイの取り合いが厳しくなるのは間違いないですけど。

今回のコロナは、経済への影響が僕には読めません。金融政策って何か有効なのあるの？とか、元々経済リスクが高めのところの爆弾はじけません？とか。（イタリー、韓国、ドイツ銀行とか。）

逆に世界が協力して、1か月で収束する可能性もあるわけで。全くわかりませんね。　トンズラ！！